憂うつな気分や興味の低下といった精神的な症状に加え、「眠れない」「食べられない」「疲れやすい」といった身体的な症状も現れ、今までの自分とは変わってしまったと思うような状態になります。
何をしても気分が晴れない【抑うつ気分】、今まで好きだったことが楽しめない【意欲・興味の減退】、あるいは仕事に集中できずミスが増える【仕事能率の低下】、悲観的な考えが頭の中をぐるぐる駆け巡る【不安・取り越し苦労】、さらにはイライラしてじっとしていられない【焦燥感】といった状態になります。また、「このまま消えて、いなくなりたい」「死にたい」という思いが強まる【希死念慮】もあります。
夜ぐっすり眠れない(※)・朝早く目が覚める【睡眠障害】、食事が美味しくない・食べられない(※)【摂食障害】、あるいは疲れやすくて身体もだるい【疲労・倦怠感】、性欲が低下する【性欲低下】、といった状態になったり、首・肩のコリや頭重・頭痛などの症状が現れたりします。
※逆に極端に眠り過ぎたり、食べ過ぎたりしてしまう、という症状が現れることもあります。
「死にたいという気持ちになる」ことも含めて、これらはいずれもうつ病になったために現れる“症状”なのです。このような症状は、適切な治療をすることによって徐々によくなっていきます。
気持ち・行動の変化(精神症状)
からだの変化(身体症状)